プラセンタとは

プラセンタとは、母体が健康で満期出産のヒト胎盤から抽出された水溶性物質のことで、厚生労働省に認可されている「ラエンネック」と「メルスモン」という二つの注射剤が医療機関で使用されています。
ラエンネックは「慢性肝疾患における肝機能の改善」に、メルスモンは「更年期障害、乳汁分泌不全」については保険適応となっておりますので、気になる症状がおありの際や、ご興味がおありの方は、診察時にご相談ください。
また、プラセンタ療法はお肌のエイジングケアや血行促進、抗アレルギー・抗炎症作用といった効果も期待できます。これらは保険外適応(自費診療)となりますが、ご興味がおありの方は、まずはお気軽にご相談ください。
ラエンネックについて
ラエンネックは、慢性肝炎や肝硬変などの慢性肝疾患について、肝疾患が確認されている場合には保険適応となっております。
尚、保険適応とならない方についても、特に禁忌事項が無ければ自費診療にて投与を受けることが可能です。
メルスモンについて
メルスモンは、更年期障害(他院様で更年期障害を指摘された45~59歳までの方)や、乳汁分泌不全(産後1年以内で授乳の出が悪いとき)については保険適応となります。尚、保険適応で更年期障害の治療を行う場合には、その他の重篤な内科的疾患が隠れていないことを確認するための診察を行った上でご相談させていただくものとなります。
また、ラエンネックと同じく、保険適応とならない方についても、特に禁忌事項が無ければ自費診療にて投与を受けることが可能です。
費用について
プラセンタ療法は、慢性肝疾患、更年期障害、乳汁分泌不全については保険適応となります。
一例として、更年期障害であれば、1回1アンプル(メルスモン)・週1~3回を目安として、3割負担で自己負担額は初診の方で1,000円程度、再診の方で500円程度となります。
尚、自費診療にてプラセンタ療法をお受けになる場合は、ラエンネック・メルスモンともに、1回1アンプルで1,500円となります。
注意事項
プラセンタ療法(ラエンネック・メルスモンともに)お受けになった方は、献血ができなくなりますので、ご理解と同意をいただいた上、同意書にご署名をいただきます。
尚、ご不明な点、ご質問・ご相談がおありの際は、事前にご遠慮なくご相談ください。